コロナ対策で思うこと
新型コロナウイルスが猛威を振るい、予想もしなかった生活をされている方も多いと思います。そんな私もその一人で、3月中は教室のイベントや講座も中止を決め、4月からどうしようかなぁと考えているところです。
なお、2020年度の資格クラスの無料説明会は、
3月17日(火)10時~11時
3月26日(火)10時~11時
今のところ開催の予定です。なお当日は参加者皆様の距離を離し、窓を開け換気をした状態でお話をさせて頂きたいと思います。参加される方は寒さ対策をお願い致します。
昨年の様子です↑
さて、今回のように治療法が確立されていない、対症療法しか手段がない場合、思いつくのは自分の免疫力を高めようとか、自然治癒力に期待しようとか…そのような気持ちが働きます。
季節性のインフルエンザなども同じで、学級閉鎖が起こるような大勢の罹患者が出た時でも元気にケロッとしている子供もいます。体内にウイルスが入らないようなバリア機能が備わっていたり、入ってもそれを発症させずに外に追い出す回路が機能していれば、元気でいることが出来るわけです。
そのために私たちに何が出来るか。
免疫力や抵抗力は、薬膳(中医学)では正気(せいき)と表現します。
全ての活動は「気」というエネルギーが元であるという事が前提ですが、「気」にはいろいろな種類があり、ひとつに衛気(えき)という外からの病気と闘う作用を持つ、人間のバリアのようなものがあります。この機能をしっかり働かせるためには、気を補う効果効能のある食材を取ることも大切です。
その他にも「気」には、元気(生命活動の原動力)、宗気(全身の流れを良くする気)、営気(体に栄養を与える気)などがあり、全てがスムーズに働くことで、健康的な毎日が過ごせるわけです。
そのためには、やはり健全な食事が大切になってきます。もちろんその他に、適度な運動、そしてリフレッシュできる趣味や、楽しみ、これらも必要不可欠でしょう。
食事については、今の世の中、様々な考え、方法がある中で、何が正解かはなかなかわかりにくいですが、どんな方法を選択したとしても大切なのは、大事に育てられた食材を大事に感謝していただくこと、これに尽きると私は思っています。
薬膳は食べてはいけないもの、食べなくてはいけないもの、という決まりは特にありません。肉も野菜も果物も、何でも食べてよいです。ただ、「体にいいよ!」と言われている食事があるとしても、それが誰にでも当てはまる、というわけではないんですね。あくまでその人それぞれの体質や体の状態に合わせ、どんな選択をするか、ということです。そのためには自分の体の立ち位置を知り、そして健康に向けて様々な選択をしていくことが大事で、そこに薬膳の理論が使えます。
自分の立ち位置の見つけ方、食材の性格の見分け方、など、4000年ほどの長い歴史がある中国伝統医学をベースにひも解いて考え、生活に生かしていこうとする基礎的な知識を得られるのが、資格クラスで学べることです。
今回の無料説明会では実際に使用するテキストなどを手に取っていただき、8か月かけ学ぶ内容をイメージしていただきたいと思います。
少しでもご興味のある方は、お気軽にお越しくださいね。
予約はこちらです↓
https://www.eatlabo.com/schedule
少し勉強を進めると色々考えすぎて一体何を食べたらよいかわからない、という声が受講生さんから時々聞かれることがあります。そんな時は、旬のものを美味しくいただきましょう、とお返事します。エネルギーをしっかり蓄えた食材を取ることで私たちの細胞もきっと喜びますから!
そして食事はもちろんですがやはり、適度な運動を取り入れることがとても大事、と私は考えていますし、経験的にも実感しています。例えば体に良いと摂取した食べ物でも、しっかり気血が巡らないともったいないですから。また積極的休養は気持ちも前向きに明るくなります。
ちなみに私は軽い筋トレ5分程度、有酸素30分(ジョギングかウォーキング)を日課にしています。今は土手のお花もとても綺麗でジョギングしていて楽しいです。
最後に、
WHOからパンデミック宣言が出され不安な時ではありますが、美味しく食べて、体を程よく動かして、笑って毎日過ごしたいですね!